腎臓内科で寿司禁止でも使える降圧剤オルメテック

腎機能の低下は身体にとって余分なものを排出する機能を大きくて生かされることになるため、腎臓内科を受診して腎不全の疾患があるとわかると様々な制限が加えられることになります。普段の生活においてもタンパク質の制限を行うことで腎臓への負担を軽減しなければならなくなることもあります。日本人の多くが好む寿司は高タンパク食となってしまうためなかなか食べられないものとなります。特に好きな人が多い寿司ネタであるいくらやまぐろ、サーモンといった魚はタンパク質が多く寿司を食べる際にも避けなければならないものになってしまいます。
こういった食事の制限に加えて腎臓内科に通う人は薬を飲むことにも気をつけなければなりません。高血圧治療といった際には降圧剤を飲むことで血圧の制御を行うようになりますが、その体内からの除去を担っているのが腎臓である医薬品が多数あります。また、血圧の制御には腎臓の関わりも深いことから降圧剤の中には腎臓に影響を及ぼすものもあります。そのため、高血圧治療においては腎臓内科の指示を受けていくことが大切です。
腎臓に疾患を持つ人でも比較的安心して使用できる降圧剤としてオルメテックがあります。オルメテックはレニンーアンジオテンシン系と呼ばれる血圧制御機構に関与し、最終的に生成されるアンジオテンシン2の受容体を阻害することで血管拡張等をもたらし、高圧作用を示します。オルメテックのようにレニンーアンジオテンシン系に働きかける薬は他にもありますが、腎臓はレニン分泌を行っている臓器であることからレニンーアンジオテンシン系による影響は大きく、オルメテックの作用機序が腎臓に影響を及ぼさず、むしろ腎臓の保護作用を示す数少ない選択肢となっています。